こんにちは、きくたまchのたまごです。
今日は、特に吹奏楽部でオーボエ担当になった方に読んでほしい内容です。
吹奏楽部でなくても、オーボエをやり始めて悩みが出てきた方、これからオーボエを始める!という方、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
リードのこと
リードの練習
オーボエはリードがなければ演奏する事ができません。
リードが鳴らないとオーボエの音が出ません。
それだけリードは大事なものです。
でも逆に考えれば、”リードが鳴れば楽器も演奏できる”という事です。
なので、絶対にリードだけの練習を怠らないようにしましょう!
初めのうちは特に30分〜1時間、リードだけで吹く練習をすると良いと思います。
もっと長くても良いです!
リードの入手方法
楽器屋さんで買うなら、必ず試奏するようにしてください。
今はコロナの影響で難しいかもしれませんが…
リードは見た目で判断できることもありますが、やはり吹いてみないとわかりません。
リードは植物なので、ひとつひとつ個性があります。
同じ人が同じように作っても、同じリードはできません。
今の自分に合ったリードを選べるように、必ず試奏しましょう。
または、レッスンの先生がいて、その先生からリードを買えるのであれば、それがベストだと思います。
試奏もできるし、先生が自分に合わせて調整もしてくれます。
リードの値段
ぶっちゃけ、リードは高いです。
特に楽器屋さんで買うのは、リードの代金と楽器屋さんの手数料などが含まれるため、どうしても高くなってしまいます。
なので、リードを売っている人から直接買う事ができれば、比較的安く買う事ができます。
最近は、個人でネットなどで売る人もいるので、安く手に入りやすくなりました。
通販でも試奏できる場合もあるので、探してみてください。
ですが、値段よりも自分に合うものを選ぶ方が大事です!!
リードの本数
せっかく高いお金を出してリードを買っても、そのリードが良いからと言って1本をずっと使っていると、すぐにダメになってしまいます。
なるべく3本くらいをローテーションすると長持ちします。
リードにも休息が必要です。
考え方としては靴とおんなじですね。
ローテーションして大事に使っていてもだんだんヘタってくるので、もうダメだなと思ったら、新しいリードを仲間入りさせて、また3本でローテーションしましょう。
そうすれば、古いリードと新しいリードのギャップも少なくて良いですよ。
リードのチェック
リードのチェックポイントはこちらの記事を参考にしてみてください。
削るなどの調整をしなくても、リードの状態をチェックするだけで、解決することもあります!
楽器のこと
学校の備品楽器
学校の楽器を使って吹く場合ですが、正直学校備品の楽器は、ガタガタな事が多いです…(泣)
特にオーボエは、町の楽器屋さんではきちっと調整できる人も少なく、良くない状態で放置されがちです。
うまく演奏できなくて、
オーボエは難しい楽器だからね〜
と諦められがちですが、
いやいや、こんな状態の楽器で演奏できるか!
という状態の楽器に出会うこともしばしば。
必ず、使い始める前にバッチリ調整してもらいましょう。
(できれば、大きめの楽器屋さんで…)
自分の楽器
自分の楽器を購入した時はこの上なく嬉しいですよね!
ですが、もちろん楽器は買ったら終わりではありません。
楽器は絶対に吹きにくくなります。
どれだけ丁寧に扱っていても、特にオーボエは調整が狂ってしまうんです。
特に新しい楽器は割れやすいです。
定期的に楽器屋さんでメンテナンスしてもらいましょう。
できれば、3ヶ月に1回など決めておくと良いと思います。
良い状態を常に保つようにしておくと、もし楽器がおかしくなった時にすぐ気づく事ができます。
楽器のチェック
学校の楽器でも自分の楽器でも、常に楽器のチェックをしましょう。
そして、何かうまくいかないなと感じた時は、自分に原因があるのでは…と思うより前に、楽器(とリード)を疑いましょう。
楽器のチェックポイントはこちらにまとめてみたので、参考にしてみください。
基礎練
リードも良し、楽器も良しなら、基礎練に入りましょう。
リードだけの練習も基礎練のうちですね。
基礎練の重要性
基礎練は準備運動のようなもので、しっかりと体や指が動けるようにするウォーミングアップでもありますし、自分の調子を確認するものでもあります。
基礎練をせずにちょろちょろと吹いて、
あれ?なんか吹きにくいなあ…リードかな?
と思って、リードばっかり疑っていると、だんだん息が出なくなって、さらにリードも鳴らなくなって、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。
しっかりと基礎練をした上で、不調の原因が何なのか見極められるようになると良いですね。
基礎練の内容
これは、本当に人それぞれです。
皆さん自分に合った組み合わせ・内容でやってらっしゃると思います。
なので、今日紹介するのは、私の基礎練内容です。
あまり基礎練が好きではないので(笑)、できるだけ最短最小にまとめてできるようにしたいなあと考えています。
その内容が、
・ロングトーン
・スケール
・アルペジオ
・タンギング
・ヴィブラート
以上の5つです。
だらだらとやると先が見えなくてつまらないので、内容をきちっと決めてやることをおすすめします。
そうすると、同じ内容でも意外と早く感じるんですよね。
終えられると達成感もありますし、モチベーションにもなります。
その時の体調や、必要としているスキルなどに合わせて、少しずつメニューを変えるのも良いですね!
メンタル
ソロ
オーボエがソロが多い楽器です。
ここぞ!というソロはオーボエにあてられることが多いですし、人数が少ないからソロが回ってくる頻度も多いし…
ソロで緊張してしまうのは当然のことです。
緊張しても落ち着いて吹くには、絶対的な自信を持つ事が大事です。
そして、そのためにはたくさんの練習を積むことと、安心できるリードを使う事がとても重要です。
このリードは不安だな…
と感じると、絶対息が出なくなってしまって失敗します。
逆に、微妙だなと思っていたリードを、良いリードだと勘違いして使った時はうまくいく事が多いです(笑)
それくらい気持ちって重要なんですよね。
もちろん、良いリードを使って、自信を持って吹けるのがベストです!
バテる
バテちゃって最後まで吹けるか不安…
というのもありますよね。
ソロの緊張と同じで、バテないくらい練習時間を増やして本番に臨む、というのもありだと思います。
ここでは、吹奏楽における対策を考えてみましょう。
吹奏楽では、オーボエは人数も少ないですし、どれだけ頑張って吹いても、金管楽器やサックスには音量で勝てません。
フォルテで吹くところで、それらの楽器に対抗して吹きすぎないように注意しましょう。
しっかりリードを鳴らすのは大事ですが、リラックスしながら吹くようにし、ソロに備えましょう!
まとめ
今回は、特に吹奏楽部でオーボエを吹くことになった方へ向けて、起こりうる悩みとその解決方法について解説してみました。
自信を持ってオーボエを楽しく吹けるように、少しでも参考になれば嬉しいです。
その他にも、こんなことで悩んでますなど、ご意見・ご質問等ありましたら、ぜひお問い合わせください!
それでは!
きくたまch
ブログ担当
たまご
コメント