こんにちは、きくたまchのたまごです。
今日の動画は、TVアニメ「小林さんちのメイドラゴン」のOP主題歌、「青空のラプソディ」をオーボエで演奏してみました。
疾走感溢れる曲で、オーボエのイメージとは違うかもしれないのですが…
すっごく良い曲でぜひ吹きたいなと思って録音してみました。
さて、今日の記事はオーボエの組み立て・分解についてです。
今回の内容で、それぞれのやり方と注意点を解説しています。
オーボエは組み立て・分解が難しい
オーボエという楽器は他の木管楽器に比べて、とてもキーが多いです。
なので、組み立てる時や分解してケースにしまう時に、キーを握ってしまわないように注意が必要です。
キーは簡単に曲がってしまいます。
キーが曲がると、動かなくなったり穴を塞げなくなったりします。
そうすると音が鳴らなくなってしまいますよね。
自分自身で楽器を壊してしまわないよう、組み立て方と分解の仕方を練習しましょう!
画像を見ながらチェックしてみましょう。
楽器の組み立て方
組み立ては、下から。
⑴ベルと下管を組み立てる
⑵下管に上管を挿す
⑶リードを挿す
以上の順番で行いましょう。
キーへの負担を一番軽くできると思います。
⑴ベルと下管を組み立てる
画像と一緒に説明します。
利き手にもよるので、左右はやりやすい方でやってください!
ベルと下管を持って軽く挿しこむ
下管に人差し指を突っ込んで、ベルをお腹に当てて下管を押し込む
⑵下管に上管を挿す
下管に上管をジョイント部分を確認しながら挿しこむ
⑶リードを挿す
最後にリードを挿しましょう。
リードは基本的に奥まで、入るところまで入れます。
他の楽器では、抜き差しして音程を調整しますが、オーボエは基本的に抜き差ししません。
音程の合うリードを選んで使うようにしましょう。
多少抜くこともありますが、音列が狂ってしまうので注意してください。
あとは、リードの角度を調整します。
完全に刺し込んでからだと調整しにくい場合もあるので、確認してから挿し込むとOK!
楽器の分解の仕方
組み立てより分解する方が難しいです。
分解の時は、楽器を抜くために管体を握る必要があるからです。
掴むポイントを押さえましょう!
分解は組み立てと逆で、上から行います。
⑴リードを抜く
⑵上管を抜く
⑶下管とベルを外す
では、それぞれ注意点を確認してみます。
⑴リードを抜く
まず最初にリードを取り外しましょう。
リードのコルクがキツくて抜けない場合は、回して抜こうとするとコルクが剥がれてしまいます。
そんな時は、親指と人差し指で、コルクや糸の部分を持って、前後に動かしながら上に動かしてみましょう。
リードを外したら、リードケースへ!
⑵上管を抜く
抜く時は楽器をしっかりと持たないといけないのですが、キーは握らないようにしないといけません。
このようにキーが少ないところを持つようにしましょう。
抜く時に上管を回しすぎるとキーがぶつかっちゃうので、左右に小刻みに回しながら抜くようにしましょう。
⑶下管とベルを外す
下管とベルを外す時は、下管のサムレスト(親指をかけるところ)に手をかけます。
もう片方の手でベルをしっかり持って、ベルの方を回しながら抜くイメージでやるとやりやすいです。
分解できたら…
無事分解できたら、楽器のお掃除をしましょう。
スワブで水分をとる
楽器を吹いたら管体の内側に水滴がついています。
これを取り除かないと楽器が割れる原因にもなります。
スワブは管の太い方から入れるようにしましょう。
上管はスワブが貫通しません。
ジョイント部分にも水が溜まるのでスワブで吹いてあげると良いです。
クロスでキーを拭く
キーは汗などで黒ずんでしまいます。
こまめに拭き取ることで黒ずみを防ぐ事ができます。
クロスを使って丁寧に拭き取ってあげましょう。
まとめ
以上、楽器の組み立て、分解、お手入れの仕方でした。
まとめると、
組み立てと分解で楽器を壊してしまわないように注意しましょう。
他の楽器に比べても難しいので、慣れるまで練習してください!
それでは!
きくたまch
ブログ担当
たまご
コメント
[…] […]
40代主婦で、先日オーボエを購入したばかりの超初心者です。
たまごさんのブログ、凄く分かりやすくて助かります!!
これからも参考にさせていただきますね。
感謝です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)