そもそもクラシックコンサートってどんなの?
こんにちは、きくたまchのたまごです。
今日はクラシックコンサートについて書いてみます。
クラシックコンサートといっても、いろいろあります。
オーケストラとか室内楽とか。
その中でも、今日は大きなコンサートホールで開催されるオーケストラのコンサート(上の写真)でのマナーについて書きますね。
さてさて、敷居が高いと思われがちなクラシックコンサート…その実情とは?
そんなに気にしないで!とか言いながら、いっぱい書いてしまいました…
ですが、そんな堅苦しいことは全くないです。
そんなもんでいいのか!と思ってもらえたら嬉しいです。
クラシックコンサートのマナー
マナーその① 服装
これから初めてオーケストラのコンサートに行くんだけど、服装ってどうしたら良いのかな?
まず、悩むのが着ていく服装だと思います。
男性はスーツ?女性はワンピース?
いやいや!ぶっちゃけ外出できる格好なら何でもいいです。
よく、Tシャツ&ジーパンはダメって言われますが、全然大丈夫ですよ。
ただ、ビーチサンダルや音の出る靴はやめた方が無難です。
あと、コンサートホールは結構冷房が効いていて、寒いなんてことも。
演奏中は基本立ち上がったり移動したりできないので、温度を調整できる服装だと安心ですね。
マナーその② 時間
コンサートには開演時間と開場時間が設定されています。
クラシックコンサートだと大体開演時間の1時間前〜30分前が開場時間になっています。
例えば、19時開演のコンサートで、18時開場または18時半開場のパターンが多いですね。
もちろん開演時間に間に合えば、コンサートは最初から聞くことができます。
座席指定のチケットならば自分の座席も確保されています。
ですが注意したいのは、会場の入り口から自分の席にたどり着くのに、意外に時間がかかるということです。
大きなコンサートホールでは、館内に入ってもホールに行くまでにエレベーターやエスカレーターであっちへこっちへ、かなり移動が多いところも。
会場のことを知り尽くしていれば大丈夫ですが、初めて行く会場は余裕を持って向かいましょう。
また、自分の席に開演ギリギリにたどりたどり着けたとしても、コンサートホールの席同士は結構近いんですよね。
(今はコロナの影響で座席を空けて座ったりしていますが…)
隣の人が汗だくで息も切らしていたら、ちょっと気になりますよね(笑)
お隣の方も心地よく音楽を聴けるように、焦って到着することがないようにしたいですね。
また、早く着くと良いこともあります。
まずは、ロビーコンサート。
これはない場合が多いですが、時々開場してから開演までの間に、出演者がホールのロビーで演奏していることがあります。
そして、オーケストラのコンサートでは、開演時間より前に舞台上で音を出している演奏者の方も結構いて、それを聴くのも結構楽しいです。
なので、会場には余裕を持って早めに着いておきましょう!
マナーその③ 演奏中
さて、自分の席について、いよいよ演奏が始まります。
お、演奏が始まった!
ん?何だか喉がイガイガしてきたぞ…
これ、結構あるんですよね…
さっきまで何もなかったのに…
ゴホッ、ゴホッ…
いや、これは本当に不可抗力です。
ですが、できるだけ周りの人に迷惑にならないように、ハンカチで抑えるようにしましょう。
ということで、ハンカチはすぐに取り出せるようにしておくと安心。
どうしても咳が止まらない時は、休憩中に飴を舐めるかお茶を飲むか…
会場にや自分の座席の場所にもよりますが、演奏中でも一度退場しても良いかもしれません。
ホール内は飲食禁止のところがほとんどです。
カバンから何か出そうとする音も結構目立つので(特にビニール袋の音)、ホール内では気をつけましょう。
マナーその④ 眠い時
ホールのふかふかの椅子で、良い音楽を聴いていると…
…zzzZZZ
…と寝てしまうことがあります。
寝ない人もいると思いますが、私はほぼ寝ます(笑)
寝てしまうと、よくあるのが膝の上に置いていた大量のチラシが床にザアア…
ホールではこの音がとてもよく響きます。
隣の人にも迷惑がかかるので、寝そうな時はあらかじめ大量のチラシをカバンに入れておきましょう。
また傘を座席に持ち込んでいた場合は、これまた倒れた時にすごく大きな音がするので、あらかじめ床に倒しておいておきましょう。
あと、これは絶対ですが、携帯の電源はOFFかマナーモードに!
よく演奏中や曲の間で携帯が鳴っていることがあります。
これは当然のマナーとして守ってください!
マナーその⑤ 荷物
できれば、コンサートに行く時は手荷物が少ない方がいいと思います。
なぜなら、座席は狭いからです。
クロークで預けられるのですが、演奏会終了後はこのクロークが混むわ混むわ…
帰るのが遅くなってしまいます。
お仕事帰りなど荷物が多いこともあるかと思いますので、その時はぜひクロークを利用してくださいね。
マナーその⑥ 演奏終了時
素晴らしい演奏だった!ブラ…
ちょっと待ったー!
ブラボー!と言いたくなったあなた。
今はコロナの影響で、ブラボーは禁止されているのですが、もし言えるようになったなら…
絶対にフライングしないように!
みんなで一斉に言いましょう、ということではありません。
演奏している音が終わっても、コンサートホール内には余韻が残っています。
その余韻が消えるまでが音楽です。
拍手も同じです。
余韻を聞かずに拍手をするのは御法度。
余韻までしっかり味わってから、気持ちを込めてブラボーや拍手をしましょう。
マナーその⑦ 出待ち
良い演奏会だったなあ。
今回誘ってくれた出演者の友達に会いたいなあ。
舞台上で会うことは基本的にできないので、そんな時はホールの楽屋口に回って出待ちをしましょう。
楽屋口を見つけるのって結構難しいです(笑)
楽屋口から中は基本関係者しか入ることができないので、楽屋口の外で待ちましょう。
出演者の皆さんがそこから出入りしますし、出待ちの人数も多い時は結構ごった返します。
自分が楽屋口にたどり着く前に、出演者のお友達が帰ってしまう場合もあるので、事前に連絡しておくとスムーズですね。
マナーその⑧ 差し入れ
差し入れってした方がいいのかな?
コンサートに来る前に、こんな悩みもあります。
私個人の見解として、基本的にチケットを定価で購入してコンサートに行くのであれば、差し入れは必要ないかなと思います。
もしチケットを友達にお願いし、その友達が親切で割り引いてくれたり、招待券を用意してくれた場合は、差し入れを持って行った方が良い印象ですね。
特に招待券をいただいた時は、お礼の気持ちを込めて差し入れは必須かなと思います。
タダより高いものはない、です。
定価でチケットを購入した場合も、差し入れしたい!という方はぜひ差し入れをしましょう。
マナーその⑨ 差し入れ(出演者目線)
わざわざ演奏会に来てくれるだけでも嬉しさMAXなのに、さらに差し入れまでいただけるなんて…
本当にありがとうございます、ですよ。
ただ、出演者目線でこの差し入れは控えた方が良いというのもお伝えしたいです(笑)
(ありがたいのにすみません…)
それが、生ものとお花です。
生ものはケーキとかなのですが、演奏会の後に打ち上げがある場合もあります。
ケーキをいただいてしまうと、すぐに食べないといけないのでちょっと困ってしまいます。
あ、打ち上げでいただけばいいのか!
そして、お花。
お花は差し入れの定番だと思うのですが、本番の時って衣装やら楽器やらで荷物が多いんです。
お花は嵩張るし、カバンなどに入れて持って帰るのもちょっと難しい…
外さない定番差し入れは、
- 焼き菓子詰め合わせ(日持ちするやつ)
- ゼリーとか潰れなずに持ち帰るのに安心安全
- ハンカチとか日常で使うやつ
- コーヒーとか紅茶とか
ですね。
お友達にあげるなら、友達が好きなグッズとかでも喜ばれますね。
臨機応変に!
とまあ、いろいろ書いてしまいましたが、差し入れはあくまで気持ちです。
あげたい相手のことを考えて選べば、何でも喜んでもらえます。
番外編 小さな室内楽コンサートの場合は?
出演者がおよそ10人以内、客席数も100席など、小さなサロンでのコンサートでも、基本的なマナーは変わりません。
舞台と客席が近く、会場がこじんまりしている場合は、演奏会終了後に出演者と舞台上や客席で会って、おしゃべりするできることもあります。
写真を撮ったり、久々の再会で懐かしみあったり。
こういった演奏会では、差し入れの量がとても多くなります。
なので、こういう時こそコンパクトなものだと喜ばれるのではないでしょうか。
でも、写真を撮るなら正直お花は映えるし、演奏会差し入れの定番です。
最近は、元々枯れないようになっているプリザーブドフラワーや、お花の入浴剤ソープフラワーなんかも人気です。
やっぱりお花をあげたいな、という時には、これらも候補に入れてみてくださいね。
出待ちとも関連しますが、差し入れは出待ちをして直接出演者に渡してもいいですし、大抵の演奏会では受付に預けることができます。
預けると、スタッフさんが出演者に渡してくれるので、出待ちなど直接出演者と会うことができなくても渡すことができます。
まとめ マナーよりも気持ち
クラシックと聞くと、堅苦しいと思う方もいらっしゃると思います。
ですが、もっと身近なものになると嬉しいなあというのが本音です。
マナー、マナーと細かく書いてしまいましたが、まとめると、
…こんな感じですね!
クラシック音楽は全然敷居が高くないです。
コンサートでは寝ちゃダメ!とかありますが、私はほぼ100%寝ますし、それくらい気持ちの良い音楽なんだなと思っています。
でも、もちろんいびきはNG。
最近は、ゲーム音楽のコンサートやディズニーのコンサートなど、より気軽に楽しめる内容のコンサートが多くなっています。
子ども向けコンサートでは、あかちゃんが泣いたり声を出しても全く問題ありません。
お気に入りのコンサートを見つけて、ぜひお気軽に会場へ足を運んでみてください!
それでは!
きくたまch
ブログ担当
たまご
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