リード選びチェックリスト✔️-試奏編-

オーボエ

みなさん、こんにちは。

オーボエにもいろんなエチュードがありますが、たくさんのエチュードに手を出すより、一冊を深くきちっと終わらせる方が良いと思います。その一冊にヒンケをぜひ。

永久保存版!リード選びチェックリスト-試奏編-

前回に続き、リード選びにおけるチェックリストを作ってみました。今回は試奏編、吹奏感での選び方です。

吹奏感は見た目よりも個人差が大きいと思いますので、こういう基準で選んでいる人もいるんだなあと、あくまで参考にしていただけたら嬉しいです。

では早速チェックリストを!

  • 思ったタイミングで音が出るか
  • 優しいタンギングで音が出るか
  • 低音で速いタンギングができるか
  • アンブシュアやポジションを変えずに吹けるか
  • 第2オクターブ音域の音程は無理なくとれるか
  • フォルテ/ピアノが鳴るか
  • 音色は自分好みか

試奏編は項目が多いですね…(笑)

思ったタイミングで音が出るか

オーボエで怖いのが不発ですよね。自分が吹き込みたい息、音を鳴らしたいタイミングで音が鳴るか、まず検証してみましょう。

ここでは他の余計なこと(支え、タンギングなど)は考えないで大丈夫です。あくまで自然体で、音が鳴るかチェックしてみましょう!

優しいタンギングで音が出るか

発音する時、強いタンギングでは発音しやすいですが、優しいタンギングで発音できるかどうかはリードのクオリティに関わってきます。

優しいタンギングで発音できるリードは強いタンギングでも反応してくれますが、強いタンギングでしか反応してくれないリードは、優しいタンギングではもちろん振動してくれません。

低音で速いタンギングができるか

タンギングは低音になればなるほど難しくなります。低音でも速いタンギング、裏返らずにタンギングができるようなリードを選びましょう。

アンブシュアやポジションを変えずに吹けるか

音域によって、アンブシュアやリードをくわえるポジションが変わらないように注意し、それで音程がきちんととれるリードを選ぶのが大事です。

低音になると深くくわえたり、第2オクターブ音域になると無理にリードを噛んでしまったりせずに吹けるか確認してみましょう。

最低音lowB♭からhighE♭くらいまでは同じポジションを守るのがベストです。

第2オクターブ音域の音程は無理なくとれるか

先程の内容とも重なってきますが、特に第2オクターブ音域には注目してリードは選ぶのが良いと思います。

第2オクターブ音域は音程がとりにくいのですが、それを深くくわえることで補ったり、リードを噛んで音程をとっていると、最初は良いかもしれませんが、必ずすぐにバテてきます。

さらに高音域になると深くくわえたりするので、あくまで第2オクターブ音域に着目して、チェックしてみましょう。

フォルテ/ピアノが鳴るか

フォルテが鳴るかどうか、はそこまで重要視しなくても良いような気もしますが、フォルテが出ない・出せないリードはぺっちゃんこなことが多く、低音の発音が難しいことが多いです。

また、オーボエでは大きな音よりも小さな音を出す方がストレスです。なので小さな音で発音できるか、また音が鳴ってから少しずつ小さくしていけるか、またその時に音程はぶら下がったりしないか、チェックしてみてください。

音色は自分好みか

そして最後にチェックするのが音色です。

先に音色をチェックしてしまうと、良い音だからと言って無理してしんどいリードを吹いたり、その結果発音ミスが多発したりします。

そうすると良い音のリードのはずなのに、良い音楽ができなくなってしまって結果良い音ではなくなってしまいます。まさに本末転倒。

吹きやすいリードで自由に吹けている時は絶対あなたの良い音が鳴っています!

最後に音色のチェックをしてみて、自分自身が良い音だと感じて演奏できるなら完璧です。

リードのチェックは厳しく!また、リードと一緒に成長するつもりで

オーボエはリードがないと演奏できない楽器です。なので、リード選びはとっても大切な工程です。

また、リードというのはどんどん変化するものです。リードが鳴りにくいと思っても、しっかりと吹き込んでいくことで、たくさん振動してくれる良いリードに成長してくれることも大いにあります。

リードを育てながら練習を進めていき、本番で良い状態に持っていけるようにするのもとても大切ですね!

 

さあ、リード作ろう…(笑)

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