リードケースってそもそも必要?
こんにちは。きくたまchのたまごです。
今日はオーボエ奏者の必需品、リードケースについて考えます。
リードケースとは、リードを保管・持ち運びするためのケースで、オーボエ奏者はみんな持っています。
主にリードを通販で買った際には、透明な1本用のケースに入って届くと思います。
それでも保管も持ち運びもできるので、わざわざ高いリードケースを買わなくても?と思うかもしれません。
ですが、そのケースにリードを入れっぱなしにしておくと、リードにカビが生えます。
毎日開け閉めするのであれば大丈夫だと思いますが…
通常、リードケースには通気孔があり、完全には密閉されていません。
なので、使い終わって湿ったままのリードをそのまましまってもカビることはありません。
しかし、透明な1本用ケースは完全に密閉されるため、カビが生えてしまうのです。
また、リードの先端が壊れないように綿が入っている場合もありますが、あれもあまり良くありません。
湿ったリードを入れると、綿がリードにくっついて乾いてしまい、綿がリードにへばりついてしまうことがあります。
…というわけで、リードケースは必須です!
リードケースの種類
オーボエを始めたらリードケースが必要ということは、お分かりいただけたかと思います。
では、リードケースはどのようなものがあるのでしょうか。
リードケースには主に下記の2タイプあります。
①リードを置くだけのタイプ(置くだけタイプ)
②チューブに針金を入れて固定するタイプ(針金タイプ)
(リードケース行方不明)
どちらにもメリット・デメリットがあります。
ます、①置くだけタイプ。
メリットは、リードの取り出しが楽で、②針金タイプより安価なところです。
デメリットは、ケースの中でリードが動いてしまうことです。
中で移動してしまうことはもちろんありませんが、クルクル回っています。
ひとつひとつのリードが完全に固定されているわけではないので、もしカバンの中でリードケースが開いてしまったら、リードはカバンの中に散乱するでしょう(笑)
また、リードケースを落とした時に、リードが散乱する可能性が高いです。
私は本番直前にやらかしたことがあります(笑)
次に、②針金タイプ。
メリットは、リードがしっかり固定され動かないことです。
リードケースを逆さまにしても、リードが落ちることがないので、ケースの蓋が開いていても散らばることはありませんし、落としてもリードが散乱することはありません。
高いところから落とすと中でリードは動いてしまうので、もちろん落とさないように気をつけたいですが…
デメリットは、①置くだけタイプより高価なこと。
それと、チューブの中に針金を入れてリードを固定しているのですが、この針金が結構強力なので、チューブの中を傷つけてしまう可能性があります。
私は、最初はリードを固定していた方が安心だなと思い、②針金タイプを使っていましたが、後々チューブに傷つくのが嫌だなと感じて、今は①置くだけタイプを使っています。
でも、どちらにしてもリードケースは結構高い…
リードケースっておいくらくらいするのでしょうか?
リードケースの相場
言いたいのは、リードケースってとにかく高い!ということ。
①置くだけタイプの方が安いとはいえ、それでも4,000〜5,000円するものがほとんどです。
値段は収納本数よって異なります。
- 3本入り、3,000円前後
- 5〜6本入り、4,000円前後
- 10〜12本入り、5,000円前後
- 20本入り、6,000円前後
だいたいこんな感じだと思います。
メーカーにもよるので、もっと安いものも最近は出てきていますが、それでも3,000円はすると思います。
リードが高いのに、保管するリードケースも高い…なら自作しましょう♪
自作しよう!材料は全て…百均で!
では、早速材料です。
・プラスチックや缶などの薄く四角い入れ物
・隙間テープ(窓やドアの隙間を埋める、シール状になっているもの)
いきなりですが、出来上がりがこちら。
画像のところに隙間テープを貼ります。
容器の厚さにもよりますが、蓋にも貼っておくと、よりリードが固定されます。
作りながら工夫してみてくださいね。
隙間テープの代わりに、コルクなどを貼っても良いと思います。
隙間テープのおすすめポイントは、シール状になっているため、接着剤が必要ないことです。
ちなみにオーボエグッズがなんでも揃っている通販サイト、オーボエショップなどでは、リードリボン、リードホルダーというものが売られています。
もちろん百均よりは高いですが、それを使うともっと楽に本格的なケースが作れるかもしれません!
気になった方は、オーボエショップのHP(https://www.oboe-shop.de/jp/)でチェックしてみてくださいね。
ドイツのサイトですが、日本語でも閲覧できます。
まとめ 作れるものは作ってしまおう
今回はリードケースを自作してみました。
正直、楽器関連のものは高価なものが多いと感じます。
なら、作れるものは作ってしまいましょう!
プロで自作のリードケースを使っていらっしゃる方は結構多いです。
リードケースが欲しいけどちょっと高いな…という方はぜひチャレンジしてみてください。
お気に入りの缶で作ったり、気軽にデコったりもできるのでおすすめです。
他に良いアイデアや材料があれば、ぜひ教えてください!
それでは!
たまきくch
ブログ担当
たまご
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