オーボエの音色の悩みを解決!

オーボエ

みなさん、こんにちは。

前回の記事からとんでもなく間が空いてしまいました…こんなはずではなかったのに…

しかし、その間もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。また今日から再開していきますので、ご覧いただけましたら幸いです。

少しでもあなたのオーボエライフのお役に立ちますように…

動画はちょくちょくあげておりました!

リクエストもお待ちしております!

音色の悩み

あなたの音色の悩みはなんですか?

「音が明るい」

「音がキツイ」

「音が硬い

…などなどいろいろあると思いますが、オーボエでは今挙げた3つが多いのではないかと思います。

ですので、この3つの悩みについて解決策を考えましょう!

音が明るい

「音が明るい」は根本的に悩まないでいいと思います。

「音が明るい(又は暗い)」は個性として捉えて問題ないと私は思います。

しかし、後で解説する音が明るくてキツく聞こえるのであれば、それは解消した方がいいかもしれません。

音がキツイ

「音がキツイ」原因は大きく2つあります。

ひとつは、リードのくわえ方です。

リードが口の中に入りすぎていると、息が入りやすくなりますが、音はキツくなります。

もうひとつの原因はタンギングです。

タンギングが強い・キツイと発音もキツくなり、音色もキツく聞こえます。

自分が思っているよりも浅くリードをくわえ、優しくタンギングしてみましょう。もしそれだと音が出ないという場合は、浅すぎるかリードが重い(反応が悪い)と考えましょう。

音が硬い

音が硬いというのも原因は2つあります。

ひとつは、キツく聞こえるのと同じでタンギングが強い場合です。

強くタンギングしないと鳴らないリードを使っていることもあるでしょう。

リードを選ぶ時は、タンギング無しで音がスムーズに鳴るかどうか試してみるのも良いと思います。

もうひとつはリードの先端部分が短い場合、音は硬くなりやすいです。

材質とのバランスもありますが、短い方が長い場合に比べると硬くなりやすいですね。

だからといって、安易に先端を長く削ってしまうと吹奏感が大幅に変わってしまったり、音程がとりにくくなったりしてしまうので、調整する場合も少しずつ削っては試し、削っては試ししてみてください。

音色は個性、気にし過ぎは禁物

音色の悩みについて考察してみましたが、音色というのは個性であり、好みです。

他人にどうこう言われたから、という理由だけでリードを変えたり、吹き方を変えたりすると、吹くこと自体に悩みが生まれてしまうこともよくあります。

「違う楽器、違うリードで演奏しても、その人の音が鳴る」というくらい、音には個性があり、それを無理に変えようとするのはあまりおすすめできません。

ですが、もし自身の録音を聞いたり、聞いてくれた人からの意見を参考にしたりして、少し違う音色にしたいなあと思った時は、少しずつリードの変化や奏法の変化を試してみてください。

あくまで、無理なく演奏できることが一番です。

無理して”良い音”で演奏しても、聞いている方からすれば、それは良い演奏ではありませんし、結果良い音には聞こえません。

あなたに合った、あなただけの音色が絶対にあります。

また、せっかくリードを変えられる楽器なので、「この曲の時はこのリードを使おう」と曲ごとにリードを変えて、曲の音色感に対応するのも良いですね。

リードが大変な楽器だからこそ、リードで対応できるところもあるはず。

ご自身が納得のできる音を求めて、練習していきましょう!一緒に頑張りましょう!

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